3/17の日記で｢シマノ/105のウィークポイントは左STIレバーで、変速性能・耐久性とも明らかにUltegraに劣る｣と述べましたが、その問題が解消されました。5月にマイナーチェンジを受け、フロントダブルギア専用のSTIレバーが追加されたのです。
従来の”105″の左STIレバーは、ダブルギア・トリプルギア兼用のシフトレバーでした。この機構が原因で、ダブルギアで使ったときに故障が多かったのです。無理にワイヤーを引くような操作をすると、シフター内部のラチェットの歯が破損して、シフトダウン出来なくなってしまうトラブルです。
また、”Ultegra”の左STIレバーと比べて明らかにシフトフィーリングが劣っていましたが、今回、ダブルギア専用のレバーが用意されたことにより、それらの問題をクリア出来そうです。新型の左STIレバーには”DOUBLE”の文字が控えめにプリントされており、対策品であることが外見から認識できます。
問題点を解消してくれたのは嬉しいですが、何度も交換作業を行ったじて吉としては、もう少し早く対策して欲しかったのが正直なところです。